トントン拍子が止まったら、実はチャンスが始まるサイン

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元になった相談者様との話はこちら。
お見合いで、とても気の合う方と出会いその日のうちに次に会う約束もしてトントン拍子だった。しかし、デートが決まった途端、仕事の急用でキャンセルに！トントン拍子で進むと思っていたので、ガッカリ…。

婚活に限らず、物事がうまくいく時には驚くほどスムーズに進むことがあります。例えば、3ヶ月で結婚まで進んだ方は、流れに乗るように進展しています。ですが、多くの方はそう簡単にはいかず、途中で悩んだり立ち止まったりします。私自身もそうでした。

今回の相談者様の場合、この状況でガッカリするのは当然の反応でしょう。ですが別の視点から見るとこの出来事、「試されている」とも言えるのです。

「誰が私のことを試しているの？」ですよね。そう、あなた自身が、あなたを試しているんです。

無意識の潜在意識下では、古いあなたと、新しいあなたとの間で攻防が起こっています。

例えるなら…古いあなたはこう囁きます。

「数年ぶりにドキドキすることになるけど、大丈夫！？」
「心の準備はできてる！？」
「その人と幸せになっていいの！？」

もしその人とお付き合いすることになれば、必ず変化が訪れます。潜在意識は基本的にあなたを守ろうとするので、現状維持を選び、安全地帯に留めようとします。この場合だと、現状は独り身でいることなので、その状態を維持しようをするんです。

つまり、突然幸せになろうとすると、潜在意識も変化してしまうので、今までの安全が脅かされるとジャッジする訳です。

「変化したら大変！」
「傷ついてしまうかも、だって恋愛に慣れていないんだものー！」

その恐怖から、幸せに向かうあなたの行動を止めるような働きを起こすことがあるんです。実際にこのような事例を私は何度も経験していますし、起こっている人を見ることは良くあります。

（基本的に潜在意識は変化を恐れます。変わることというのは、時に痛みを伴うこともありますし、怖く感じることもあります。大きく変化する時ほど、恐怖は大きいものです。）

ここで奮起して「このお試しに負けてなるものか！」と乗り越えられるか、「うまくいかないってことはやめた方がいいのかも…」と諦めるか。このどちらを選ぶかで、状況も意識も大きく変わります。

今回の場合も、もし、そのお相手とうまくいったら、今まで「相手がいない状況」で固定されていた潜在意識が変化します。その変化を恐れた古い潜在意識が、デート中止という出来事を引き起こしたのかもしれません。

大切なのは、一見ネガティブに見える出来事をどう捉えるかです。

• 「残念だった」とネガティブに捉えるのか
• 「乗り越えてやる！」とポジティブに捉えるのか

捉え方は自由です。ですが、ポジティブに捉えた方が婚活は絶対にうまくいきます。

今回の場合であれば、延期になったデートの日までメッセージでやりとりを続ければいいだけのこと。

「早く会いたいですね」
「次に会える時が楽しみです！」

そんな言葉を素直に伝えるだけで十分です。予定が延びたからこそ送れるメッセージもあります。状況を楽しむことができれば、婚活はぐっと進みやすくなりますよ。ぜひ、ネガティブな出来事が起こった時には、一旦立ち止まって考えてみてくださいね。