こんにちは!婚活サポーターのりっちゃんです。

恋愛経験が少ない…という方が結婚相談所での婚活を成功させたいなら、実はその前に“やっておくべき準備”があります。それは実は「恋愛体験」です。

これがなくてもうまくいく人もいますが、特に「何事に対しても理想を強く描くタイプ」の方は、恋愛体験がないことで頭の中に想像する理想ばかりにこだわりすぎてしまい、目の前の出会いを大切にできない傾向が…これが婚活長期化の原因のひとつになります。

これは、本気の交際でなくてもOK。片思いや短期間の恋でも、「恋をした」という感覚が、婚活をスムーズに進める鍵となる、というのが私の持論です。

この記事では、なぜ恋愛経験が婚活に役立つのか、そして理想と現実のバランスをどう取るべきかを解説します。

※今回の提言は恋愛しないといられない「恋愛脳」の方は対象としていません。その方は恋愛依存をやめる必要がありますが、それは別記事で今後紹介しますね。

なぜ婚活前に恋愛経験があるといいのか?

恋愛は婚活の“予習”になる

恋愛を一度でも経験しておくと、婚活の流れに対する心の準備ができます。たとえ失恋だったとしても、自分の感情を動かした経験は、婚活の場面で大きな糧になります。

「ときめいたことがない」「恋愛経験ゼロ」という方ほど、巷で言われる「ロマンチックな恋愛」にこだわりすぎて婚活に時間がかかる場合が…

  • 平均的な成婚期間は9カ月〜1年

  • 長期化する方は2年以上、場合によっては5〜10年かかるケースも…

1度は「ロマンチックな恋愛」をしてみたい!という体験願望が出てくるのも分かります!私もそういう時期がありました。ただ、このいわゆる「ロマンチックな恋愛」は、結婚へのルートとずれる場合もあります(この内容についてはまた別記事でじっくり書いてみようと思います)。

なので、それは人生の割と早い段階で済ませておくか、婚活前にあらゆる手を使って1度経験して、ロマンチックな恋愛への極度なこだわりが手放せるようになると婚活は信じられないくらいうまくいきます。

恋愛体験がないと「理想像」にとらわれがち

恋愛未経験のまま婚活を始めると、理想が肥大化して婚活長期コースに進む方もいらっしゃいます。

  • 「この人じゃときめかない」

  • 「もっと完璧な相手がいるはず」

実際の「恋愛」を体験しないままだと、その部分が「体感・体験」ではなく「想像」にとどまってしまいます。これは結構危険な状態です。頭の中ではいくらでも「理想」が描けてしまうし、さらに悪いことにその「理想」が強化されていきます。結局それが現実の体感や体験に落とし込まれることがないまま、「想像」の中だけで凝り固まってしまいます。

そして、「理想」にひっかかってくる人だけを求めてさまよう亡者となってしまい、最初の「出会い」すら前に進めず、チャンスを逃してしまいます。

婚活の基本ステップと必要な心構え

結婚相談所での婚活は、以下の流れで進みます。

婚活の基本的な流れ

  1. 出会い(紹介・マッチング)

  2. デート(数回やお食事やお出かけ)

  3. 告白・交際開始

  4. 真剣交際(結婚を前提にした交際)

  5. 成婚(結婚)

この一連のプロセスをスムーズに進めるには、ある程度の「人との関わり方」や「距離感の取り方」に慣れておくとラクに進みます。その感覚をつかむためにも「恋愛」を1度体験しておくと財産になります(ただ、「恋愛脳」になってしまうとそれはそれで婚活長期化するのでサポーターとしてはお勧めしません)。

メディアに惑わされるな!「理想の恋愛」と「現実の結婚」は違う

美化された恋愛像は、婚活を迷走させる

テレビや映画、SNSでは恋愛~結婚のストーリーが美しく演出されています。

  • 容姿も性格も完璧な相手

  • 奇跡のような出会い

  • 自分の気持ちを察してくれるパートナー

この演出は「視聴者の気を引く(感覚を刺激する)ための意図的な仕掛けである」ことをしっかり理解して楽しみましょう。これはドラマ等に限らず、画面上でキラキラ見える現象は「あなたの気を引く」裏の目的があることを心得ておく必要があります。

そして、ご自身の周囲の「現実」をしっかり見据えましょう。

  • 結婚適齢期

  • 独身

  • 結婚願望あり

  • かつ自分に好意がある

この条件すべてを満たす人と出会える確率ですら、非常に低いのが現実です。これにプラスして「自分の気を引いてくれる理想の人」を付け加えたら、選べる相手はほとんどいないと思いませんか?また、いたとしてその人はあなたを選ぶか、あなたを選んだ時のその人のメリットがあるか、相手が幸せかどうかも併せて現実的に考えてみてください。

恋愛経験が「理想と現実のバランス感覚」を育てる

一度でも人を好きになった経験があれば、完璧ではない人の魅力に気づけるようになります。

  • 短所も含めて相手を受け入れる力

  • 相手に求めすぎず、歩み寄る姿勢

これが、現実的なパートナーシップを築くための土台になります。また、その延長に結婚があるという理解にもつながります。

婚活は「理想」を捨てることではない。「こだわりすぎない」ことが大切

出会いの数=可能性の広がり

「理想通りじゃないから会わない」とシャットアウトせず、まずはいろんな人と会ってみましょう。

  • 話してみたら意外と波長が合った

  • 共通点が多くて安心できた

  • 自分では気づかなかった新しい魅力を発見できた

こうした経験が、「本当に自分に合う人」を見つける力になります。「意外と」がポイントです。こだわりすぎるのではなく、その部分は自分を疑う勇気をもって、「意外といいかも」を探してみましょう!

仮に、この「意外といいかも」の気持ちが出てこない場合は、あなたの心理状態が整っていない場合があります。過剰なこだわりは心理衛生上健康的と言えませんので、その部分がある方は専門家に相談する必要もあるかもしれません。

相談所で恋愛“ごっこ”をするのは実際非効率

結婚相談所では、1回の活動にお金も時間もかかります。その中で理想を追い続けるのは、タイパ・コスパともに良くありません。

ご自身が納得の上でその道を選んでいるのなら全然OKですし、その間も婚活サポーターの意見を聞きながらできるので成長はできます。大切なのはあなたが「恋愛ごっこ」をしているだけと自覚することと、そのフェーズを抜け出して結婚するためにサポートを受けているという自覚を持つ必要があります。

「恋愛ごっこ」するために相談所に入ったわけじゃない、「恋愛ごっこ」なら自分でもできる、という方はぜひ外でしてきてください。そしてタイパ・コスパよく婚活を卒業したいなら、「外で恋愛ごっこ→相談所で婚活」が良さそうじゃないですか?

だからこそ、結婚相談所に入る前の“恋愛予習”が有効手段のひとつともなります。

まとめ:婚活前に恋愛を経験するとコスパ・タイパが良い!

  • 恋愛経験は、婚活の感情的準備に役立つ

  • 理想と現実のバランスを取る力が養える

  • 婚活の効率と成婚確率がアップする

  • 「ドラマみたいな恋」を若いうちに経験し、婚活では現実を見据えよう

「自分の現実を生きる」上での結婚は、実際はメディアが創作したどの物語よりも美しくて面白いです。それを体感しないなんて本当にもったいない!!他人の幻想を生きず、自分の現実を最愛のパートナーとともに楽しみましょ!!

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